『死霊のはらわた』~ライミの才能がオーバードライブ!

原題:EVIL DEAD

1981年 86分 アメリカ/監督,脚本:サム・ライミ/出演:ブルース・キャンベル/大阪・三番街シネマ3にて鑑賞/引用画像:前売半券,チラシの裏(蒐集品)

□森の奥の廃屋に出かけた五人の若者。地下部屋で見つけたテープには呪文のようなものが吹き込まれていた。呼び覚まされた古代の悪霊が女性に取り憑くと、仲間のくるぶしを鉛筆で突き刺してこねた。

■80年代ホラーを代表する一本。チラシ裏の惹句は<緊急警告! 死霊が目覚めた! 次の生贄(いけにえ)はあなただ!>。“あなただ!”は弱いので、遠慮なく“お前だ!”にしてちょうだい。題名のロゴタイプが荒々しくてマル。この映画の上陸によって、日本でもスプラッタ・ムービーという言葉が定着したように思います。

■本作は惜しみなく登場するグロテスクな特殊メイクと漫画ふうの派手な動きで、とにかくエネルギッシュ。イキイキしとります。化け物がコマ撮りでグズグズに崩れていく描写なんかもいい味だし、才能あるなあと感じさせます。やっていること自体はえげつないんですが、アッケラカンとした描き方で陰にこもっていないのがミソ。なので、観終わったときはオモシロ映画の気分です。ブームになっていた当時、たしかライミは「日本で続編を撮れたらなあ」とかなんとかいってました。

■初日の夕方、三番街シネマ3にて鑑賞。ほぼ満席で客層は様々。化け物が白目でアップになる度に小さなお子さんが泣き叫んだり、前の回から居座っている小学生グループが先の展開を興奮しながら解説していたり、場内がやたらと騒がしく、なんだか楽しい思い出となりました。で、映画館を出てから三番街のジョーシンへ下りると、どういうわけかこの映画のビデオソフトがもうすでに売られていたんです。たしか東芝でした。これって記憶違いなのかしら?

活きのよさ       ★★★★★

化け物メイクのデザイン ★★★★

 

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